鉄筋工の仕事内容は?

2022/03/01 コラム

今回は、建設現場で活躍する鉄筋工の仕事内容をご紹介していきます。

▼鉄筋工とは
鉄筋工とは鉄筋工事を行なう職人のこと。
鉄筋工事とは、建物の基礎となる骨組みを作る工事のことを言います。
簡単に言うと、鉄筋を網目状に組む作業を行ないます。
私たちが目にする建物のコンクリートは、実は内部に鉄筋が張り巡らされているのです。
鉄筋工事は「巨大な知恵の輪を作る仕事」と言われることもありますよ。

▼鉄筋工の仕事内容
まずは加工帳や施工図を作成し、加工場に発注するところから始まります。
加工帳や施工図の作成は職長が行なうのが一般的でしょう。
次に加工帳を元に鉄筋を切ったり曲げたり、といった加工を施します。

加工済みの鉄筋を現場に運び、施工図を元に鉄筋を取り付けます。
そして鉄筋の交差部をつなぐ作業などを行ないます。
最近では手作業だけでなく鉄筋結束機も使われていますよ。
最後に検査を行ない、仕事完了です。

▼鉄筋工に必要な資格
鉄筋工になるために資格や学歴は必要ありません。
ただし規模の大きい官庁工事では1級鉄筋技能士の常駐が必要なので、キャリアアップのために取得するのもおすすめです。

▼鉄筋工の年収は?
2017年のデータでは、男性の年収は約399万円、女性の年収は約206万円です。
アルバイトや見習いの時期は日給8,000円程度、ベテランになると日給12,000円~17,000円程度になるのが一般的です。

▼まとめ
鉄筋工事系の会社では社員寮がある場合も多いので、仕事が始めやすいですよ。
山口県防府市にある株式会社廣政では、鉄筋組立てなど鋼構造物工事を行なっております。
各種プラントでの据付工事なども承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。