鉄筋工事(鉄筋組立)の手順は?

2022/05/03 コラム

今回は鉄筋工事の手順をご紹介していきます。

▼鉄筋工事とは
鉄筋工事とは、コンクリート造の建物の骨組み部分を作る工事のことです。
鉄筋工事では「鉄筋工」と呼ばれる職人が活躍します。

「鉄筋を組み立てる仕事」と思われがちですが、実は鉄筋の発注を行なったりと仕事内容は幅広いです。

▼鉄筋工事の手順
鉄筋工事の流れを、順を追って見ていきます。

■施工図や加工帳の作成
実際に鉄筋工事をする前に、施工図や加工帳を作成します。
施工図には、鉄筋をどの場所に配置するのかが書かれてあります。
加工帳には鉄筋をどう加工するかが書かれてあり、工場へ発注する際に使います。

■鉄筋の加工
工場へ発注する場合もありますが、自社に加工場がある場合もあります。

■配筋
施工図を読んで、鉄筋の配置や作業内容を確認します。

■施工
実際に鉄筋を組み立てていきます。
「ハッカー」と呼ばれる工具を使って鉄筋同士を結束する作業などを行ないます。
ちなみに鉄筋をつなげる作業のことを「嵌合(かんごう)」と言います。

■検査
組立てが終わったら、きちんと組立てされているかどうか最終チェックを行ないます。
その後は、型枠大工が型枠にコンクリートを流し込む作業に移ります。

▼まとめ
鉄筋工の仕事には鉄骨を組み立てる作業以外にも、さまざまな工程がありますよ。
山口県防府市にある株式会社廣政では、鉄筋の組立てやプラント工事などを行なっております。
「建設系の仕事に興味がある」というかたは、ぜひ奮ってご応募ください。