溶接の種類は?

2022/08/01 コラム

この記事では溶接の種類をご紹介していきます。

▼溶接とは
溶接とは、2つ以上の材料に熱を加えて接合することを言います。
溶接にはアーク溶接やレーザー溶接など、さまざまな種類があります。

▼溶接の種類
溶接には、以下のような種類があります。

■アーク溶接
火花が散るような放電現象の熱を利用するのがアーク溶接です。
アーク溶接には溶接棒が溶ける「溶融電極式」と、溶けない「非溶融電極式」の2種類があります。

■レーザー溶接
目に見えないレーザー光を使って母材を溶かし、溶接を行ないます。
スピーディ溶接が可能で、融点が異なる金属の接合もできます。
ただし溶接部分に水分や油分が少しでもあると失敗に繋がるので注意が必要です。

■抵抗溶接
母材同士に圧力を加え、さらに電流を流すことで発生した熱で接合します。
機械化されているので大量生産に向いています。

■ろう付け
ガスバーナーなどで溶かした溶加材を使い、母材同士を接合します。
はんだ付けにも似ていますが、はんだとは融点が異なります。
はんだ付けは450℃以下、ろう付けは450℃以上の温度で行います。
ろう付けは、はんだ付けよりも強度が高いのがメリットです。

▼まとめ
今回ご紹介した以外にも、溶接には数多くの方法がありますよ。
山口県防府市にある株式会社廣政では、溶接工事やリフォーム工事などを幅広く行なっております。
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